【STANDサクセスストーリー】本気の3Dアニメーター千葉と、本気のキャリア伴走の軌跡 〜クリエイターの可能性を最大化する「卒業」というゴール〜
はじめに:STAND「クリエイターのキャリアグロースカンパニー」が目指すもの
当社STANDは、「クリエイターのキャリアグロースカンパニー」として、クリエイターの可能性が最大化されるよう、挑戦に寄り添い、支援することをミッションとしています。
今回は、STANDでの約3年半の派遣出向期間を経て、見事次のステージへの「卒業」を果たした若手3Dアニメーター・千葉さんのインタビューをお届けします。
一人の若手クリエイターがいかにして出向先の信頼を勝ち取り、自身のキャリアビジョンを鮮明にし、理想の環境へと羽ばたいていったのか。その「ガチ」な軌跡をお届けします。

| 登場人物の紹介(左から) 辻 :STANDのキャリアサポート担当者(兼 人事)。デザイナーを主に担当。前職のゲーム企業での人事経験も生かしながら、日々スタクリのキャリアや悩みに伴走している。 千葉:STANDの正社員としてゲーム企業に出向(派遣)し働くクリエイター。通称STANDクリエイター*(以降スタクリ)。約4年前に入社した3DCGアニメーター。 伊藤:歴25年のベテラン人材紹介営業。国家資格キャリアコンサルタントも保有し、しっかりと求職者の声を聞きその想いに伴走する。真摯で紳士なエージェント。 *STANDクリエイターとは、STANDに正社員として雇用され、自身のキャリアアップに必要なスキルをゲームプロジェクトへの派遣就業にて経験、会得していく働き方です。 |
第1章:STAND入社ー「明確な意志」が道を切り拓く
伊藤:千葉さんがSTANDに入社した当初のことを教えてください。
千葉:もともと自分はゲームのモデリングをやりたくてSTANDに入社したのですが、ゲーム業界での経験が少なかったので、まずはゲーム開発の経験をしっかり積みたいという強い思いがありました。当時の採用面接で辻さんと話した時に、お互いのシンパシーというか、フィーリングがすごく合ったのを覚えています。最初は自分の強みであるモーションを武器に現場へ入り込み、そこから信頼を得てモデルにも挑戦していこう、という目標を立ててSTANDに入社しました。
辻:当時の千葉さんはまだ若かったですが、とにかく「勢い」と「明確な意志」を感じましたね。3Dで食っていくため、ゲームに関わるために、その時点ではモデリングではなくモーションがメインスキルでした。
このモデリングをしたいけど、今はモーションがメインスキルというのも結構自分としてはポイントだと思ったんですよね。一見すると矛盾しているように見えますが、それは千葉さんが「モデリングをしたい」という気持ちもありながらも、最優先事項は「ゲームを作り、届けたい」ということの現れなんですよね。この動機、熱量、スタンスなら絶対に現場でも通用すると確信しました。
大切なのは、自分のキャリアの目的は何なのか、とか、周りから求められていることは何か、ということをしっかり捉えて仕事にフィードバックすることなんですよね。
第2章:出向先での奮闘—「落ちたボールは拾う」圧倒的な当事者意識
伊藤:大手スマホゲーム会社へ長期で出向されてましたが、現場ではどのようなことを意識して働いていましたか?
千葉:そうですね、大きく2つあって
1つ目は「会話(コミュニケーション)」です。リモート環境下では会話の機会が限られるため、「1回の会話でどれだけ情報を吸い上げられ、逆にこちらから与えられるか」を徹底的に意識すること
2つ目は、「無理難題でもちゃんと応える」ことです。周りが嫌な顔をするような仕事でも、「全然やりますよ」というスタンスで引き受けることですね!
今の出向先でも参画当初は特に意識してやっていました。自分でも面倒だなと思うような仕事は相手も同じように思ってますし、それを進んでやることで相手からの信用は得やすくなりますよね。そういうところから積み重ねて、自分の仕事の範囲を広げていっています。
辻:素晴らしい...!泣 「人の嫌がる仕事こそすべて」「落ちたボールは拾う」という姿勢ですね。よく新卒向けの研修等でも語られますが、千葉さんと同世代(30代前半)で、あえて厳しい環境や仕事に自ら身を置く人は、今の時代なかなかいないですよね。
伊藤:そうですね!それに「逆にこちらから与えられるか」というコミュニケーションのスタンスも、良い意味でアートの人らしくない心掛けですね!
千葉: 実は、自分のファーストキャリアは遊技機(パチンコ)業界の映像制作だったんです。そこは非常に厳しく、「なぜこういう演出にしたのか?」を常に論理的に説明し、アドリブで応えることが求められる環境でした。「これがデザインの定石だから」とか、そういった回答は許されませんでした。その時の経験から、「無茶ぶりにも全力で応える」「逃げずに正面から受け止める」というスタンスが出来上がっていたのだと思います。なので、3DCGのスキル以前に社会人として大変鍛えられましたし、それがあったからこその今だと思います。
伊藤:なるほど。STANDからのキャリアサポートはいかがでしたか?
千葉:本当に大きかったです。実は途中で、将来のキャリアビジョンをモデラーからモーション(アニメーション)へ振り切る決断をしました。
辻さんの前任のキャリアサポートの方に相談した際、「今の市場において一番必要とされているのは、モデラーよりもモーションだ。幅広く仕事をするならアニメーションの方が様々な場所で活躍できる」と的確なアドバイスをもらったことが最大のきっかけです。
また転職を決意する前にも、STANDが提携しているアートディレクターの方に自分の成果物を見てもらって「モーションで続けていっても大丈夫」と背中を押してもらえたので、迷いなく舵を切ることができました。
伊藤:そうだったんですね。ちなみに辻さん、当時キャリアサポート担当者が、「モデラーよりモーションの方が様々な場所で活躍できる」と言い切れたのは、何か背景があったんですか?
辻:はい、それには結構ちゃんとした理由があります。
まず、ウチはゲーム企業400社以上から案件や求人を頂いているので、市場動向がわかります。その中でもモデラーよりモーションの方が案件/求人が多いこと。かつ、人材のスキルとしてもモーションの方が希少性が高いため、注目されやすいのが今の市場です。
翻って、千葉さんの強みはモーション。そうなれば当然「モーションで行け!」となるわけですね。「これからモデリングも覚えてみようか」とはならない。
スキルは幅が広ければ良いというものではないんですよね。特に専門職は何かしら尖ったものをもっていなければ、注目すらされないというのが現実です。「中途半端に何でもできる」は「器用貧乏」と取られかねません。自分の強みを尖らせ、それを武器に注目を浴びることが生存戦略なんです。
ポートフォリオ作成の苦労をしみじみ語る千葉
第3章:卒業への道のり—本気のポートフォリオ制作
辻:入社から3年半くらいですかね。「卒業(転職)」を明確に見据えましたよね。
千葉:そろそろ30歳になるというタイミングで、辻さんとの月次の1on1で「ぼちぼち転職しようかなと思っています」と相談しました。自分の中では「運用フェーズだけでなく、ゼロイチ(0→1)でゲームを作りたい」「自分たちが作ったものを世に残したい」というクリエイターとしての強い想いがありました。
辻:確か最初にその相談をくれたのは2025年の6月くらいで、そこから「どういった企業に応募したいか」について伊藤さんも交えて話し合いをして、紹介を開始したのが8月くらいからでしたね。
伊藤:そうでしたね。しかしそこからの千葉さんの動きは本当に早かったですね。私たちが「ポートフォリオ、ここはこうした方がいい」とフィードバックすると、次の日の朝には修正が上がってきてびっくりしました。笑 こちらとしては何日かかかるかなぁという見込みでしたから...!
千葉: いやぁ笑 かなり大変でしたけど、伊藤さんや辻さんに壁打ちをしてもらいながら、自分一人では気づけなかった視点をたくさんいただきました。企業によってこれほど見るところが違うのかと痛感し、「モノを見せりゃいいだろう」という甘い気持ちを捨てて、本気で取り組みました。
辻:「企業として見るところが違う」というのは本当にそうですね。
「ただ成果物があれば良い」という企業もあれば、成果物の「どの部分をどのくらいの時間で作った」のかを求める企業もありますし、さらにその制作において「何を意図して(狙って)作った」のかまで求める企業もあります。
それは自分がゲーム企業側での採用経験があったため、各企業さんの欲する部分は何となく察することができます。それにあわせてポートフォリオを調整してもらいました。
ですから、何パターンも作ってもらう必要があって...笑 ほんと千葉さんは大変だったと思いますし、頑張ったと思います!
伊藤:そうですね!
それに面接では、千葉さんがこれまで培ってきた「アドリブ力」と「圧倒的な当事者意識」が存分に発揮され、全く緊張せずに堂々と自身の言葉で語れていたのが印象的でした。また、出向先にご迷惑がかからないよう、派遣チームの営業とも連携し、期待値の調整や入社時期の調整も慎重に進められましたね。
ちなみに、辻さんに聞きたいのですが、千葉さんのような優秀な人材がSTANDから「卒業」していくことについてはどう捉えているんですか?
辻:普通の会社なら、優秀な人に辞められるのは痛手です。
でも、千葉さんがSTANDを良い意味で「踏み台」にして、より高いステージへ羽ばたくことこそが、私たちがここにいる意味だと思っています。クリエイターを囲い込み離さないのではなく、市場価値を上げて世に送り出す。
STANDのVisionである「キャリアグロースカンパニー」とはそういうことです。
ですので、千葉さんがゼロイチの環境でゲームを作るという夢に向かって進む姿を見送れることは、私たちにとって最大の喜びです。
伊藤:本当に我々が目指しているものが形になってよかったです!STANDのコンサルタントとキャリアサポートが連携して千葉さんの強みや志向性を深く引き出し、最もマッチする企業を選定・紹介する。そして一社ずつ丁寧に選考を受けていく。そんな取り組みをなんとか形にして、会社としてモデルケースを作りたいと必死でしたし、千葉さんの想いに応えたかったですしね。

第4章:結びー次なるステージへ
辻:では最後に、キャリアに悩んでいる方、そして過去の自分へのメッセージをお願いします。
千葉: 「ゲームを作りたい」という明確なビジョンがあったからこそ、厳しい時も粘り強く頑張ることができました。もしSTANDに入社する前、4年前の自分に声をかけるなら、「入社したらすぐにSTANDの人たちと密に連絡を取っておけ!」と言いたいですね。笑
連絡を取り、壁打ちをすることで、自分のキャリアビジョンはより鮮明になります。仕事でミスをしても、逃げずに自分の苦手な部分と真摯に向き合い対策を練ることで必ず成長できます。それも一緒に考えてくれますしね。
辻・伊藤: 千葉さん、本当にお疲れ様でした! 現場での圧倒的なコミュニケーション能力と、「落ちたボールを拾う」姿勢、そしてゼロイチへの熱い思い。その強みを持った千葉さんなら、新しい環境でも必ず大活躍できると確信しています。これからもSTANDは、千葉さんの更なる飛躍を応援しています!
STANDでは、「すでに業界で就業しているが、なかなか良い機会に恵まれない」「今後のキャリアでどうしたら良いか迷っている」という方向けにキャリア相談を実施しています。
お悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。あなたのキャリアに真摯に向き合い、伴走します。
