【2026年1月-3月】職種別フリーランス求人動向:ゲームプランナー(ディレクター)
プランナー求人傾向
分析対象:2026年1月~3月の公開されているゲームプランナー職(業務委託・フリーランス)
出勤形態
STANDのお取引先企業様は東京中心であるため、東京中心の公開案件が多いです。 また、出勤形態の割合は下記になります。
- 出社常駐:41.4%
- ハイブリッド出社:44.7%
- フルリモート:13.9%
求人内容から見える傾向
ハイブリッド出社(44.7%)が最も高い割合を占めており、週数日の出社をベースとした柔軟な働き方が定着しています。一方で、出社常駐も41.4%と肉薄しており、依然として高い水準です。これは新規開発における密なコミュニケーションや、アクションゲーム等における実機での手触り確認を重視する現場が多いためと考えられます。
特筆すべきはフルリモート(13.9%)の伸長です。前四半期と比較しても増加傾向にあり、運用フェーズのルーチン業務や、地方在住のスペシャリストを確保したいプロジェクトにおいて、リモート環境の整備が進んでいることが伺えます。
対応プラットフォーム・エンジン
次に、プラットフォームやエンジンの観点から求人データを分析しました。
【プラットフォーム】
- スマートフォン(iOS/Android):40.9%
- コンシューマ(PS5/Switchなど):19.3%
- PC(Steam等):17.5%
- 未記載:22.3%
【使用エンジン】
- Unity:14.2%
- Unreal Engine:10.8%
- エンジン未記載:75.0%
全体的な傾向として
プラットフォーム別ではスマートフォン(40.9%)が引き続き主流ですが、コンシューマ(19.3%)とPC(17.5%)を合わせると約37%に達し、スマホ以外の需要が非常に高まっています。特に今回の求人ラインナップでは、コンシューマ向けのアクションゲームやRPGの設計案件が目立ち、マルチプラットフォーム展開を前提とした募集が増えています。
エンジン別では「未記載」が7割を超えていますが、これはプランナー職においてツール操作以上に「企画力」や「仕様策定能力」が重視されるためです。明記されている中ではUnity(14.1%)が優勢ですが、ハイエンドなアクションタイトルではUnreal Engine(10.8%)の指名が多く、プロジェクトの性質によって明確に分かれています。
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単価水準
各求人の単価帯から、以下のような割合となりました。
- 80万円以上/月:1.1%
- 60万〜80万円/月:46.1%
- 40万〜60万円/月:14.1%
- 40万未満/月:2.2%
- スキル見合い:36.4%
傾向と解釈
ボリュームゾーンは「60万~80万円(46.1%)」であり、安定した高単価を維持しています。また、「スキル見合い(36.4%)」の比率が高まっており、リード級や特定分野(バトル設計、レベルデザイン等)の専門家に対しては、相場以上の単価を提示してでも獲得したいという企業の姿勢が見て取れます。80万円以上の高単価案件も少数ながら確認されており、高い専門性を持つフリーランスには非常に有利な市場環境です。
求められるスキル要件
要件で求められているスキル・経験の割合を算出しました。
- 企画提案・立案:25.5%
- 仕様書作成:19.0%
- 進行管理:12.9%
- パラメータ設計・調整:9.7%
- Excel操作:7.4%
- Unity実務経験:6.4%
- バトル設計:6.4%
- Unreal Engine実務経験:4.9%
- データ作成(マスタ等):4.9%
- UI設計経験:3.0%
傾向分析
「企画提案・立案(25.5%)」がトップであり、単なる作業者ではなく「面白い遊び」を自ら生み出せる能力が最も求められています。次いで「仕様書作成(19.0%)」となっており、言語化能力は必須です。
また、今期は「進行管理(12.9%)」の需要も高く、複数セクションを跨いだ調整業務をこなせるディレクター的な動きができるプランナーの価値が高まっています。実務面では、バトル設計やパラメータ設計といった、ゲームの根幹部分に深く関わるスキルが安定した需要を見せています。
案件タイプの分類
【新規vs運営】
- 新規開発:32.0%
- 運営フェーズ:68.0%
【リーダー案件vs特化型案件】
- リード/ディレクター:16.0%
- 特化型(UI/バトル等):34.9%
- その他:49.1%
市場の約7割を占める「運営フェーズ(68.0%)」では、KPI分析に基づいた改善やイベント運用を即戦力で行える人材が求められています。一方で、役割別で「特化型(34.9%)」の比率が高いことは、市場が「何でもできる人」から「特定の分野(バトル・UI・レベルデザイン)で卓越した成果を出せる人」へとシフトしている兆しと言えます。
今後の注目ポイント
ここまでの分析を経て、今後注目されるであろうポイントをまとめました。
「AI活用」による業務効率化への感度
一部の求人(運用中モバイルゲーム等)において、AIを活用した仕様書作成や業務効率化を求める動きが出始めています。生成AIなどのツールを使いこなし、アウトプットのスピードを上げられるプランナーは今後さらに重宝されるでしょう。
マルチプラットフォーム(PC/コンシューマ)への対応力
スマホ向け求人のシェアは高いものの、PCやコンシューマ向けの開発経験を必須とする案件が増加しています。デバイスごとのUI/UXの違いや技術的制約を理解していることが強みになります。
「マスタデータ作成+α」の付加価値
単なるデータ入力にとどまらず、そこから導き出されるKPIの分析や、改善案の策定までを一気通貫で任せられる人材への需要が非常に強くなっています。
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