現実を伝え、共感し、強みを発見する。ゲーム・IT業界のキャリアパートナー

辻 芳邦
■略歴
高校卒業後、バンド活動に注力しながら様々なアルバイトを経験。25歳で携帯電話販売店にて社会人としてのキャリアをスタート。営業職として約10年の経験を積んだ後、ゲーム企業の人事職に転身。採用、研修、評価などの人事業務を14〜15年にわたり経験し、特に採用領域では一貫して従事。
人材業界には4年目。国家資格キャリアコンサルタントの指定講習(160時間)を修了し、面談技術を体系的に習得。異業種からゲーム・IT業界に入った自身の経験を活かし、現在はSTANDにて営業部門責任者、クリエイター部門責任者、人事総務マネージャーを兼務しながら、ゲーム関連職種全般、営業、人事のキャリア支援を担当。
「理解しようとする姿勢」が信頼関係を生む
私がキャリア支援で最も大切にしているのは、相談者の今の気持ちと状況を理解した上で、志向性を把握することです。
今どういう状況でどういう気持ちなのか、だから将来どうなりたいのか、どうしたいのか。
そのためには、現実をキチンとお伝えし、相談者に対して客観性を持たせること。そして、相談者が取り得るキャリアの選択肢を示すことを意識しています。
「安心感」や「信頼関係」を築くために心がけているのは、相談者の心境と状況を「理解しようとしている」ことを姿勢で伝えることです。要は共感(≠同情)を心がけています。
そのために意識していることは、相談者の話を聞き、その場面を自分でもイメージしながら、相談者がどう感じたか、どう考えたかを聞くことです。「◯◯さんはこういう状況でこう感じたんですね?」と、否定/肯定するでもなく、淡々とすりあわせを行なっていくことが相談者にとっては「この人は自分を理解しようとしてくれる」と感じ、そのこと自体が「安心感」ひいては「信頼」につながっていくと考えております。
目指すところとしては、今なぜ相談者がこの面談の場に至ったかのプロセス(心境も含めて)を理解し、ただのアドバイジングではなく本当の意味で「伴走」ができるようになることです。
「公平公正」な視点と「現場を知る」強み
STANDの最大の特徴は、公平公正であることによる安心感です。平たくいうと、営業目的ではなく「人としての向き合い」が先であることです。
また、STANDには事業会社の人事の中身や開発現場を知っている人物がいます。私自身も異業種からゲーム・IT業界に入った経験があるため、業界未経験の方には「〜らしいですよ」ではなく「〜です」と、自信を持ってお伝えできます。
業界経験者の方であれば、その人のお話、気持ちや状況を含めた理解が早くできます。それにより、より求職者の方の悩み等解決したいテーマにお話しの時間を使うことができます。
実際にゲーム・IT業界の制作現場や働き方を理解している人間がキャリア支援を行えることは、他の人材会社にはないSTANDならではの強みだと自負しています。
「井の中の蛙」にならないために
転職希望者に伝えたいキャリア形成の考え方として、まず前提となるのは「自分にとって都合の良い会社はない」ということと「世の中に保証はない」ということです。
それを前提に今後生き抜いていくために、どうやって経験やスキルを積み上げていくのか、転職することでトレードオフして良いものは何か、得たいものは何かを明確にすることが重要です。そして、自分の強みに自覚的であることが大切です。
特に自分の「市場価値」や「現在地」を知ることは、とても重要です。
キャリア形成においては「井の中の蛙」になることが一番怖いことです。転職というタイミングに限らず、常に自分が世の中でどれくらいにポジショニングできているのかを知ることは大切で、社会人の持つべき意識としては1丁目1番地とも言えます。
例えば、3Dモデラーの方が今いる会社の中ではすごく上手と言われていても、一歩その会社を出たら業界では一般的なレベルだった。というような話はよくあることです。
要は「自分イケてる」と思ってたら「全然イケてなかった」という事態を招くので、非常に損をする上に恥ずかしい思いもします。
逆に、「自分なんてまだまだ...」と思っていたけど一歩外にでてみたら「超デキる人」だったというケースもあり、これはこれで下手な劣等感を抱える状態になっているため精神衛生上よくありません。劣等感と危機感は違います。
転職を考えていない方でも、ご自身の強み発見やキャリア的な将来設計といったテーマでご相談いただけます。
無理に転職をお勧めしません
ご自身のキャリアについて漠然とでも危機感や課題感を持っている方に、ぜひ相談に来ていただきたいです。逆に「なんとなく年収上げたいです」というような方は、「年収上げます!」と公言しているエージェントさんに相談に行った方が良いと思います。
無理やり転職をお勧めしたり、説教をしたり、マウントをとったりすることはしません。まずはあなたの率直な想いや気持ちを聞かせてください。
転職は大変ですから下手にするものではありません。
一方で一社に長くいると、その会社に最適化されてしまうというデメリットがあります。
特に私は過去の自分が「井の中の蛙」でした。そうならないよう、自分の「現在地」を確認するためにも、普段接しない外部の人や異業種の人と話すことは大切です。外の世界にも目を向けて、自分の糧となりそうなものには触れて行った方が良いと思います。
そんな機会のひとつとしてお気軽にご相談ください!
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